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実用知識/やさしい家へのお役立ちあれこれ これからのために知っておきたいことがあります。
「バリアフリー」という言葉をご存知でしょうか?
バリア(障壁)をフリーにする、つまり家の中の段差などを極力排除して、お年寄りや
車イスの方にも生活しやすい住環境を整備すること。
この考え方は、今や建築の世界では”当たり前”になりつつあります。
それはもちろん、やさしい住環境への大きな前進です。ただし、当たり前になってしま
ったがゆえに「バリアフリー」という言葉がひとり歩きして、規格化された形にはめこま
れてしまっているケースも少なくありません。
単に段差をなくし、あちこちに手すりをつければ「バリアフリー住宅」なのでしょうか?
バリアフリーの本来の意味を考えれば、真のバリアフリー住宅づくりには、最近広まり
つつある「ユニバーサルデザイン(直訳すれば万能デザイン)」の考え方〜すべての人
にとって使いやすい道具や環境を実現する〜に通じる配慮が求められるはず。
バリアフリーは特別なことではありません。要するに大切なことは
これから家を建てるならみんなにずうっとやさしい家

心遣いは規格化できません。これさえ備え付けておけばOKという設備や、
誰にとっても最良の家というのはないのです。だからこそ基礎知識を蓄え、
ひとつでも多くの事例を知っておきたいもの。そのすべてが我が家のため
のヒントになり、ピッタリのものを見つけ出す目を養ってくれます。
UNIVERSAL DESIGN
ユニバーサルデザインってもともとはこんな意味 福祉先進国アメリカでは、1970年代から提唱されていたというユニバーサルデザイン。その研究者グル
ープによる定義は@だれにでも公平に利用できるA使う上で自由度が高いB使い方が簡単ですぐわかる
C必要な情報がすぐに理解できるDうっかりミスや危険につながらないE無理な姿勢をとることなく、弱い力
で使えるF利用しやすい空間と大きさを確保するということ。
最近では日本でもユニバーサルデザインを取り入れた商品が開発されつつあります。すでに私たちの生活
に溶け込んでいる商品例をひとつ。シャンプーのボトルの側面にギザギザがついているのはご存知ですよね。
頭からお湯をかぶりながらの手探りでもシャンプーとリンスの区別がつくようにと、数年前からつけられるよう
になったものです。ユニバーサルデザインは、このようにとても身近で、誰にでも便利なものなのです。
住宅改善における3つのハードル 1つめは先に述べた、家族のニーズを見逃しがちなこと。この解決法は家族みんなで意識しあうよう努める
ことです。
2つめのハードルは知識が足りず改善の手段がわからないこと。これはできるだけ多くの家を見て回ったり、
本で調べたりするほか、職業として介護や福祉に関わっている人のアドバイスを受けることで解決していきま
しょう。個人相手でなくても、地域の福祉団体や福祉関係の窓口などに問い合わせることで多くの情報が得
られます。また建築のプロである工務店や建築家が、家としての知識として持ち合わせているかもしれません。
とにかく一に相談、二に情報収集!
3つめのハードル、実はこれが一番シビアかもしれません。それは経済的なことや集合住宅の限界、住宅構造
上の理由などから生じる限界。我が家の新築にあたってはほとんど問題になりませんが、改築に関しては大き
な問題です。経済的な問題は住宅融資制度などをとことん利用する。集合住宅の事情や住宅構造上の理由な
ら建築のプロである工務店の意見を仰いでみる。やはりこちらも一に相談、二に情報収集などです。


住宅新築・改造のヒント&補助制度 すでに介護が必要、または近々必要になりそうな家族がいる場合は、住宅の新築や改造にあたって、地域
の「福祉相談窓口」に相談することをおすすめします。家の構造、要介護者の身体機能、介護の状況などを総合
的に判断して適切なアドバイスをしてくれるはずです。福祉サービスの紹介なども受けられて一石二鳥。建築
士や工務店が決まっている場合、ぜひ一緒にアドバイスを受けに行きたいもの。介護のプロ、家づくりのプロ、
両方の見地から有効なアイデアが生まれることも多いのです。
地域の役所の「福祉事務所」「高齢者福祉担当課」などに相談すると、条件次第では住宅融資制度が受けられ
ることがあります。全国一律のものと治自体レベルで実施しているものがあるので、とにかくまずは相談してみ
ましょう。
見逃しているけど大事なこと 住宅改善には大きく分けて2つのタイプがあります。まずは新築にあたってよりよい家をプランニングすること。
そしてより暮らしやすくなるよう今ある家に手を加えること。
どちらの場合でも、本来最初に必要でありながら見逃されがちなことがあります。それは自分たち家族自身のニ
ーズを考えるということ。
家というのは家族の生活そのものです。そのため現在の状態が家族にとって“当たり前”になつてしまいます。
“当たり前”のものは既成事実なので、そこに潜む問題点や改善点になかなか目がいかなくなってしまう。
つまり不便や危険に対して、我慢や注意を続けることで対処していると、いつの間にかそれが無意識になってしま
うのです。
間取りや設備に対する希望はいえても、本当に大切な根っこの部分、不便や危険をなくすことへの意識が鈍って
しまっていては仕方ありません。さあ、さっそく我が家を再点検してみてください。


便利さと「勝手」の関係 家自体もその中で使われる道具も、日進月歩で最新技術を駆使した便利・快適なものがでてきています。
それらはうまく使うにこしたことはありませんが「最新機器を導入すれば便利で安心」とばかりはいえません。どん
な道具も技術も使いこなしてこそ意味があるもの。健康な人にとっては、新しい道具や施設を使うことは喜びであ
り、使い方もすぐ覚えられますが、高齢者や子供、なんらかの障害をもつ人々にとって「勝手が違う」ということは
非常に大きいことです。便利だから最新だからと機器を導入するだけでは、今までの行動パターンが崩れてかえ
って不便だったり、ときには危険な場合も。
 「勝手が違う」ような改造をした場合、家族みんなで使い方を確認。ある人にとって「見ればわかる」からといって、
みんなにそうだとは限りません。また頭でわかっていても、実際に使って慣れていかないと使いこなせているとは
いえません。
 みなさんはトイレに入る時、いちいち「電気をつけよう」と思っているでしょうか?トイレから出てきて「あれ、今電気
消したっけ」っと思って確認してみたら、やっぱりちゃんと消えていた、なんてことはありませんか?このように無意
識のうちに行われている習慣的な動作というのは想像以上に多いもの。勝手が変わった時には、そのすべてをいち
いち意識しなければならないのです。
 これは新築の家でも同じこと。「新しい家なのだから、今までと違うことぐらいわかっている」とはいっても、電気の
スイッチの位置や水栓レバーの使い方、お風呂の深さ・・・そんな基本的なことこそ再確認が必要です。そして新し
い家や道具の使用に際しては、慣れるまでひとつひとつの動作をゆっくり確かめながら行うようみんなで心がけま
しょう。
 もし不便な部分があれば、早めに改善策を講じること。不便を我慢しているとそれに慣れてしまい、後からそれを
修正した場合、もう一度行動パターンの変更が必要になってしまいます。もちろん慣れて使いやすくなるというレベ
ルだったら問題なし。でも危険につながることを慣れですましていると、家族内事故の原因にならないともかぎりま
せん。せっかくの新しい家、暮らしはじめたとたんにケガなどすることなどないように。


段差をなくす工夫あれこれ 身体機能によって適した住宅改善は違ってきますが「段差をなくせば安心」というのは、誰にとってもいえること。
そこで段差をなくす工夫をいくつか紹介しましょう。
新築の場合、はじめから段差を作らなければいいわけですが、そのための方法もひとつではありません。たとえば
部屋と部屋の仕切り。段差をなくし安全な引き戸をつけたとします。その引き戸のレールをなくすひとつの方法が吊
り扉。下にレールをつけるのではなく、天井にレールをつけて扉を吊り下げる方式です。
敷居の段差をなくすためには埋め込み式の敷居が多く用いられますが、現在敷居に段差がある場合、敷居に付け
足す「つけ敷居」などは簡単に段差を解消できる方法。敷居の高さに床を底上げする方法もあります。
色や音などソフト面にも心配りを 加齢にともない視力が低下するとはよくいわれること。また子供はひとつのことに心を奪われると他への注意が疎
かになる割合が多いもの。また障害の種類によっては視野が狭かったりということもあります。そのため家の照明プ
ランを立てるにあたっては、できるだけ明るさを保てる条件を備えておくこと。ただしシチュエーションによっては照明
を落とし気味にしてムードを出したいこともあるでしょう。一般的にはダイニングやリビングなど、家族団欒の場では
“明”から“暗”まで幅をもたせられる照明を、高齢者や子供部屋などは明るさの確保に重点を置いた照明を配置した
いものです。間接照明による演出も注目されていますが、それはあくまでも楽しみとしてとっておき、メインの照明だ
けでも「危険のない十分な明るさ」が保たれるように。
また年齢にしたがって色の判別能力も鈍ってきます。そのため高齢者向けのインテリアとしては、心理的な影響も考
えて、暖色系の彩度のはっきりしたものが理想的だといわれます。インテリアに関しては本人の趣味や家全体のバ
ランスを無視して考えるわけにもいきませんが、色の判別がつきにくいための不都合がある場合(ドアや段差、取っ手、
スイッチの位置がわかりにくいなど)は、鮮やかな色使いにすることも必要になってきます。それ以外の部分では、
使う人が心地いいカラーリングにこだわるといいでしょう。
 また耳が遠くなるという問題ですが、これは通常すべての音が同じように聞こえ難くなるわけではありません。耳に
入ってくる音量自体が少なくなるのではなく、普通はまず高音域が聞こえにくくなる。つまり音量レベルよりも聞き取り
やすさの問題になってきます。そのため今まで普通に聞こえていたものが、音量自体はあまり変わらず聞き取り難く、
騒音となってしまうのです。
「高齢者は耳が遠いから少しぐらいの騒音は気にしないのでは」というのは大間違い。逆に加齢にしたがい騒音に対
して敏感になることが多いので、騒音対策には気を使いましょう。同じ理由で、一般的に耳の遠い方のための電話の
呼び出し音や玄関チャイムには、低音域のものを選びたいということを付け加えておきます。


段差があったほうがいいシチュエーションって?
玄関の上框などは腰掛けてちょうどいい高さがあったほうが、靴の脱ぎ履きに便利ということも。高さが中途半端だとかえって危ない場合もあります。上框の高さについて特に不便を感じる家族がいる場合、専用に高さを合わせたベンチを置くなどしましょう。
また最近多く見かけるのが床が上がった和室。和室に腰掛けてちょうどいいくらいの高さにすると、腰掛けて足を上げ下げできますし、車いすへの乗り移りも楽です。
ちょっと意外な話では、なんらかの事情でどうしても廊下の途中などに段差を置く場合、1段よりも3段程度作ったほうがいいこともあるということ。これは半端な1段だけだと、そこに段差があることに気付かないという危険が大きいからです。特に高齢者は近くのものが見にくくなるので、足元への注意が疎かになりがち。

そのため「ここに段差がありますよ」と知らせる意味で、わざと「段差」を強調したほうがいいこともあるのです。そのほかには、段差の部分だけ足元灯で照らすという手も。


厚生労働省発表より/寝たきりゼロへの10か条 厚生省が発表したこの10カ条を見ると「寝たきり」状態を作らないために、住環境への工夫が大切なことがわか
ります。
■第1条「脳卒中と骨折予防 寝たきりゼロへの第一歩」
バランスのよい食事と適度な運動、規則正しい生活習慣を心がけることで、脳卒中は防げる。カルシウム、タンパク
質、ビタミンを補給し、骨折の原因となる骨粗そう症を予防する。

■第2条「寝たきりは寝かせきりからつくられる ― 過度の安静逆効果」
お年寄りは1週間寝込んだだけでも体が起こせなくなることがある。安静にしすぎて身体的・精神的活動が妨げら
れないように気をつける。

■第3条「リハビリは早期開始が効果的 ― 始めようベッドの上から訓練を」
脳卒中の治療では、一日も早くリハビリを始めることが大切。できれば発作直後から、遅くとも1週間以内にはリハビ
リを開始する。

■第4条「暮らしのなかでのリハビリは、食事と排泄、着替えから」
家庭でのリハビリは、食事、排泄、着替えなどの日常生活の基本動作を中心に行う。

■第5条「朝起きてまずは着替えて身だしなみ − 寝食分けて生活にメリとハリ」
一日中寝巻のままで過ごしたり、寝食ともに同じベッドの上という生活は好ましくない。メリハリのある生活を心がける。

■第6条「“手は出しすぎず目は離さず”が介護の基本 ― 自立の気持ちを大切に」
介護者が手を貸しすぎたために、お年寄りの自立心を失わせることのないように。時間がかかっても自分でできるこ
とは、極力自分でやってもらうようにする。

■第7条「ベッドから移ろう移そう車いす。行動広げる機器の活用」
歩行が無理でも、車いすを活用して行動範囲を広げ、ベッドから離れる努力をすることが大切。お年寄りの気持ちも
意欲的になるはず。

■第8条「手すり付け、段差をなくし住みやすく ー アイデア活かした住まいの改善」
風呂場やトイレ、廊下、階段などには手すりを付け、敷居の段差を解消すれば、家のなかで安全に暮らせる。環境を
整えれば、身体機能の回復につながる。

■第9条「家庭でも社会でも喜び見つけ、みんなで防ごう閉じこもり」
お年寄りを孤独にさせず、負担にならない範囲で、家族や社会の一員としての役割を担ってもらうようにする。

■第10条「進んで利用、機能訓練、ディサービス ー 寝たきりなくす人の和、地域の輪」
地域の福祉施設サービスなどを利用することで、地元のお年寄りとの交流も生まれ、人と会うことが楽しくなれば、
寝たきり予防に効果がある。

不安や悩みは早めに相談 家庭での介護には不安や疑問、悩みなどがつきものです。そんなときは早めに専門家に相談しましょう。無理をし
ていると介護者、要介護者共にストレスがたまったり、健康を害したりしてしまいます。また福祉に関する公的なサー
ビスや補助はふえつつありますので、知らなかったサービスなどを教えてもらえます。そのような身近なサービスは
上手に利用したいものです。
代表的な相談窓口としては、市区町村役場の高齢者福祉担当課や在宅介護支援センター、福祉事務所や保健所な
ど。その他、各都道府県に設置されている「高齢者総合センター(シルバー110番)」は、高齢者やその家族が抱えて
いる悩み、医療、年金、税金に至るまで総合的に相談にのってくれます。名前を名乗る必要もないので、どんなこと
でも相談しやすいでしょう。プッシュホン回線ならば「#8080」で自動的に地元のセンターにつながります。